2011年4月デビューの新型エネファームの先行披露会に行ってきました。現行のエネファームも1stマイナーチェンジモデルと言う事で、価格を始めいろいろといじって来たようです。
場所はいつも「電気ガス体感比較勉強会」でお世話になっている、東京ガス多摩ショールーム

東京ガス多摩ショールーム

こちらには稼働中の現行モデルエネファーム2台に加え、さらに新型エネファームを常設展示することになりました。ちなみにこの3台の定価を合わせるとレクサスLSが買えます(笑)

現行モデルからのバージョンアップは主に以下の3点。

1,発電出力の最適化
2,無償メンテナンス期間の固定化
3,貯湯タンクと燃料電池ユニットの一体化

1は発電出力を調整し最適化することで、より効率よくエネファームで発電できるようになっています。
2の無償メンテナンスは一律で10年間フルサポートになりました。
3で貯湯タンクと発電部分の一体化により、よりコンパクトでスマートな形状となり、外見もより近未来的になった気がします。
また、リモコンもより見やすくなり、発電量や予備熱源機の作動状況などがわかりやすく表示されるようになりました。

こちらが生まれ変わった新型「エネファーム」です。

新型エネファームデビュー

近未来的な外観、すっきり一体化されたタンクと発電ユニット、誇らしげなブランドネーム「ENE-FARM」、販売元の「TOKYO GAS」、製造元の「Panasonic」の文字が眩しいです。

生まれ変わった東京ガスの家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム」、現在新築・リフォームを問わず予約受付中です。

※ちなみに、今回バージョンアップしたエネファームは東京ガスのPanasonic製のみです。大阪ガスの東芝製エネファームENEOSのエネゴリくんエネファームは現行モデルのままですので、お間違えないよう。


と、言うわけで東京ガス多摩ショールームに設置された新型エネファームはこちら。

東京ガス多摩ショールームの新型エネファーム

結構背が高く感じますが、一体化した実際のスケールは高さ:1883ミリ×幅:1065ミリ×奥行:480ミリとなっています。
標準的な370リットルのエコキュートが、高さ:1810ミリ×幅:600ミリ×奥行:680ミリですので、やや横薄な感じです。しかもエコキュートの場合は追加でヒートポンプユニット(エアコンの室外機みたいな物)も設置しなければなりませんので、設置スペースで見れば新型エネファームの方がコンパクトです。
新型エネファームお披露目会

そんな新型エネファームに群がる業界関係者達。
ええ、黒柳一聡含め皆さん興味津々です。と言うか、混んでいると余計に見たくなる罠。
幸い黒柳一聡は混む前にマン・ツー・マンでじっくりと見せてもらえました。

この後、新しくなった最新のピピッとコンロ体験と、ミストレディによるハンドマッサージ等を受けさせて頂いてショールームを後にする直前、とんでもない物を見てしまいました。

そんな新型エネファームお披露目会で盛り上がり、気勢を上げる東京ガス多摩ショールームの駐車場には絶対あってはならない車。

絶対ある意味喧嘩売りに来ている東京電力のi-MiEV

ご存知東京ガスの目の上のタンコブ良きライバル東京電力のSwitch電気自動車、i-MiEV
うん、これ絶対喧嘩売ってますよね。

言うなれば勝利に沸く甲子園の阪神スタンドにジャビット人形の格好して突撃するような暴挙です(笑)
そもそも、東京電力の各支社にいくらi-MiEVが配備されているとは言え、まだまだその実数は少ないのですから、わざわざご丁寧にi-MiEVで来る必要は無かったはずです。

うん、多分東京電力サイドの静かな意思表示なんでしょう。
はるか昔から脈々と受け継がれて来た潜在的敵対国に軍艦を親善訪問の名目で寄港させて嫌がらせのような示威活動を行うという外交戦略を実践しているに過ぎないのでしょう。
黒柳一聡の手前、苦笑いをしていた東京ガスの方達でしたが内心は如何なものであったのでしょうか。

(くっそ!堂々と見せびらかしやがって!!おい、とりあえずタイヤの空気抜いておけ!!!)


えー、そんなオチないオチが付いたお披露目会でした。実際は太陽光発電とエネファームを組み合わせたダブル発電関係の打ち合わせに来ていたようです。


 


さて、2010年度のエネファーム出荷台数は東京ガス管内だけで約2500台、2011年度は5000台へと倍増させる予定とのことで、住宅のエネルギー事情はますます高度化、複雑化の一途を辿っていっています。

エネファームやエコウィルを始めとする家庭用ガス発電システム、さらに太陽光発電システムを載せたダブル発電
家庭で使用する電気をガス発電で賄い、太陽光発電は固定価格制度(フィードインタリフ制度)で売電し、電気代の総額がプラス収支とすることも可能です。

エコキュートと太陽光発電システムを組み合わせたツインソーラーのオール電化住宅で、光熱費の著しい削減も魅力的です。

ランニングコストが圧倒的にプラスなのは、ガス発電と太陽光発電のダブル発電ですが、その分イニシャルコストも大きく発電設備だけで数百万は優に掛かりそうです。
計算上では10〜15年で初期投資が回収できそうなのですが、それだけの期間機器がトラブル無く発電し続ける保証はありません。

またさらに電気自動車(EV)の普及に伴う家庭用蓄電池の技術革新、各社独自に研究開発を進めるスマートグリッド構想など、住宅とエネルギーを取り巻く環境は日々進歩しています。
何が正解で、何がお客様のニーズに一番適しているか、どうすれば快適に暮らせるか、環境に負担をかけない最適な方法はどれか、将来の住宅業界がどう変化していくのか、私たちのようなイチ工務店もしっかりと考えていかなくてはなりません。

そんな近未来に想いを馳せることができた一日でした。